トビリシから日帰りで行ける観光地「ゴリ(Gori)」。
ソ連時代の独裁者スターリンの生誕地として知られる街ですが、歴史的な観光スポットやローカルグルメも楽しめる場所でした。
今回は、トビリシから家族3人でゴリへ日帰り旅へ!
ローカルバスに乗ってゴリへ向かい、名物のカツレツを食べたり、スターリン博物館を見学したり。
ただ、実際に小さな子どもを連れて行ってみると、思っていた以上に移動が大変な部分もありました。
特に気になったのが、ゴリ市内の交通手段やトイレ、オムツ交換の問題です。
Lilyこの記事では、トビリシからゴリへのバスでの行き方や料金、観光スポット、子連れ旅行で知っておきたい注意点まで、実体験をもとに詳しく紹介します。
トビリシからゴリへの行き方は?ディドゥベからバスで約1時間


トビリシからゴリへは、地下鉄ディドゥベ(Didube)駅周辺から出発する乗り合いバスを利用しました。
今回の移動情報をまとめると、以下のとおりです。
| 項目 | 今回の利用情報 |
|---|---|
| 出発場所 | ディドゥベ駅周辺 |
| バス料金 | 大人1人7ラリ |
| 所要時間 | 約1時間 |
| 出発時間 | 乗客が集まり次第 |
| 支払い | 現地で支払い |
※2026年10月に利用した際の情報です。
ゴリ行きのバス乗り場はディドゥベ駅から徒歩
ゴリ行きのバスは、地下鉄ディドゥベ駅を出てすぐの場所にあるわけではありません。
駅からトイレの前を通って少し歩くと、バスがたくさん停まっている広場があります。
初めてだと少し分かりにくいかもしれませんが、周辺にいるおじちゃんに「Gori?」と聞くと、どのバスに乗ればいいのか教えてくれました。
バスのフロントには英語でも「GORI」と書かれていたので、見つけてしまえば分かりやすかったです。
ディドゥベ駅周辺は多くのバスが発着しているので、迷ったら近くの人に聞くのが一番早いかもしれません。
ゴリ行きのバス料金は大人1人7ラリ
今回利用したバスの料金は、大人1人7ラリでした。
私たちは小さな子ども(1歳児)と一緒でしたが、大人2人分の料金で乗車できました。
バスの近くにチケットカウンターがあるので、そこでチケットを購入することができます。
ただ、シートがかなり狭いので膝上に乗るのがキツければ座席をもう一席購入するのもいいかもしれません。


写真ではわかりずらいですが、車内は思ったより圧迫感もありました。
バスは満席になったら出発!時刻表はなし
ゴリ行きのバスは、決まった時間に出発するのではなく、乗客が集まったら出発するスタイルでした。
私たちの場合は、バスに乗ってから出発まで約30分。
しかも、待っている途中で別のバスに移動することもありました。
日本のように時刻表通りに出発するわけではないので、時間には余裕を持っておいた方がよさそうです。
特に小さな子どもと一緒の場合、車内で長時間待つことも考えて、飲み物やちょっとしたおやつを用意しておくと安心だと思います。
トビリシからゴリまで約1時間で到着
今回は日曜日だったこともあり、道路が比較的空いていて、出発から約1時間でゴリに到着しました。
乗車中は、地元の人たちが降りたい場所になると運転手に声をかけて下車していました。
私たちはそのままバスターミナル付近まで乗りましたが、ゴリの中心地へ行きたい場合は、途中で降りた方が近い場所もありそうです。
ただし、土地勘がない場合は、無理に途中下車せずバスターミナルまで行く方が安心だと思います。
ゴリのバスターミナルから中心地への行き方
ゴリに到着して気づいたのが、長距離バスの到着場所が観光の中心地から少し離れていること。
徒歩で移動することもできますが、小さな子どもを連れていたので、私たちは市内バスを利用しました。
8番バスでゴリ中心地へ
バスターミナルの前に市内バスの停留所があり、そこから8番バスに乗って中心地へ向かいました。
市内バスの料金は1人0.5ラリ。
トビリシで使用している交通カードは使えなかったため、Visa・Mastercardの銀行カードで支払いました。
また、ゴリではGoogleマップで市内バスの経路を確認できなかったため、移動に少し戸惑いました。
後から調べたところ、ゴリのバス停や路線情報は「Yandex Maps」にも掲載されています。
Googleマップで公共交通機関の経路が表示されない場合は、こちらを試してみるのもよさそうです。
ただし、すべてのバスの運行状況が正確に表示されるとは限らないので、必要に応じて現地でも確認しましょう。
ゴリのローカルフード!Brotherhood Shopでカツレツを食べてきた


ゴリに到着して、まず向かったのが「Brotherhood Shop」。
今回のお目当ては、ゴリのローカルフードとして知られるカツレツです。
カツレツは、ひき肉を使ったハンバーグのような料理で、日本人にも比較的なじみやすい味でした。
今回注文したカツレツは、1つ14ラリ。
他に入ってきたお客さんもカツレツを注文していました。
観光地のレストランだけでなく、こうした地元の料理を食べるのも地方都市を訪れる楽しみのひとつですね。
ゴリ観光の定番!スターリン博物館へ


食事の後は、ゴリを代表する観光スポット「スターリン博物館」へ。
スターリンはゴリ出身で、かつてソビエト連邦を率いた独裁者です。
博物館では、スターリンの生涯に関する資料や写真などが展示されています。
入場料は大人1人15ラリ
今回の入場料は、大人1人15ラリでした。
実際に訪れてみると、団体ツアーの観光客や個人で見学に来ている人が思っていた以上に多く、少し驚きました。
ゴリは小さな街というイメージでしたが、スターリン博物館は国内外から観光客が訪れるスポットなんですね。
スターリンの生家と専用列車も展示されている
博物館の敷地内には、スターリンが生まれた家や、実際に使用した専用列車も保存されています。


小さな生家と、後にソ連の最高指導者となったスターリンが使用した列車。
その両方が同じ敷地内にあるのは、なかなか興味深い光景でした。
2008年のジョージア・ロシア戦争の写真が印象的だった
今回、特に印象に残ったのが、2008年のジョージア・ロシア戦争に関する写真展示です。
ゴリは、この戦争で実際に攻撃を受けた街でもあります。
展示されていた写真には、負傷した人々や破壊された街の様子が写されていました。
正直、見ていて痛々しく感じる写真もありました。
私たちは実際に戦争を経験したことがありません。
だからこそ、こうした写真を通して、戦争によって普通の人々の生活がどのように変わってしまうのかを知ることには、大きな意味があると感じました。
スターリン博物館は、単に有名な歴史上の人物について学ぶだけでなく、ジョージアの歴史について考えるきっかけにもなりました。
スターリン博物館の周辺にはカフェもある
博物館の周辺は公園のように整備されていて、近くにはカフェもあります。
観光を終えた後にコーヒーを飲んだり、少し休憩したりするのにもよさそうでした。
子どもと一緒の場合は、観光スポットを詰め込みすぎず、こうした場所でゆっくり過ごす時間を作るのもいいと思います。
子連れゴリ旅行で知っておきたい3つの注意点
小さな子どもを連れてゴリを観光するなら、事前に知っておきたいことがいくつかあります。
実際に子連れで訪れてみて気になったのが、トイレやオムツ交換、ベビーカーでの移動についてです。
① ゴリのトイレ事情!オムツ交換できる場所は?
ゴリの街を歩いていて気になったのが、トイレ問題。
今回の観光では街中に公衆トイレを見かけなかったので、トイレに行きたい場合はレストランやカフェを利用するのがよさそうです。
ただし、小さな子どもを連れている場合は、オムツ交換が少し大変かもしれません。
私が利用したトイレにはオムツ交換台がなく、トイレによっては和式タイプのものもありました。
そのため、立ったままオムツ交換ができるお子さんなら、オムツ替えシートを敷いて交換する方法もあります。
ただし、トイレの床は衛生面が気になるので、できるだけ清潔で安全な場所を選び、可能であればお店のスタッフにオムツ交換できるスペースがないか聞いてみるのがおすすめです。
また、オムツ替えシートや除菌シート、使用済みオムツを入れる袋なども準備しておくと安心です。
日本のようにベビー設備が整っていないので、子連れの場合は事前に準備しておきましょう。
② 離乳食はゴリの薬局でも購入できる
小さな子どもとの旅行で気になるのが、離乳食ですよね。
実は、ゴリの薬局でも離乳食が販売されています!
ドイツのブランドで『HIPP』という離乳食を取り扱っていました。
私も実際にゴリの薬局で離乳食を購入したので、万が一持ってくるのを忘れてしまっても、現地で調達できます。
ただし、月齢に合ったものや普段食べ慣れている商品が必ずあるとは限らないので、必要な分は持参しておくと安心です。
離乳食が足りなくなったときに、現地でも購入できると知っておくだけで、子連れ旅行の安心感が違いますよね!
③ ベビーカーを持って行くなら列車かタクシーがおすすめ
今回、トビリシからゴリまでは乗り合いバスを利用しましたが、車内はかなり狭く感じました。
そのため、ベビーカーを持って行く場合は、乗り合いバスよりも列車やタクシーを検討した方がよさそうです。
特に大きなベビーカーの場合、乗り合いバスでは荷物を置くスペースが限られているため、持ち込みが難しい可能性があります。
列車なら移動中に少し余裕がありそうですが、私は実際に利用していないので、ベビーカーの持ち込み条件や車内の広さについては事前に確認する必要があります。
タクシーを利用する場合も、ベビーカーを積めるか、子ども用のチャイルドシートを用意できるか確認しておきましょう。
小さな子どもとの旅行では、料金だけでなく、移動のしやすさも大切だと感じました。
ゴリ旅行ではネット環境が必要だと感じた
今回のゴリ旅行で、特に必要だと感じたのがインターネット環境です。
トビリシからの長距離バスを見つけること自体は、それほど難しくありませんでした。
しかし、ゴリに到着してからは少し事情が違いました。
市内バスの乗り場や路線を調べたり、レストランやカフェを探したりする際には、スマホで調べられる環境があると便利です。
しかも、Googleマップでは市内バスの経路がうまく表示されず、移動に戸惑う場面もありました。
方向感覚がある人なら、少し歩けば街の位置関係をつかめるかもしれません。
でも、私のように方向音痴の場合は、地図が使えないと結構困ります(笑)。
海外旅行で使えるeSIMを探しているなら、私も実際に利用しているHolafly(オラフライ)も選択肢のひとつです。
Holaflyの使い方や割引クーポンについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 【関連記事】Holaflyクーポンコード5%OFF・月額プラン10%OFFの違いと使い方
これからゴリへ行く人には、事前にジョージアで使えるeSIMやSIMカードを準備しておくことをおすすめします。
ただし、eSIMがあってもGoogleマップに登録されていないバス路線が表示されるわけではありません。オフライン地図や別の交通アプリも用意しておくと、さらに安心です。
子連れでゴリへ日帰り旅行はおすすめ?
今回、実際に小さな子どもを連れてゴリを日帰り観光してみて感じたのは、子連れなら日帰りより1泊した方がゆっくり楽しめそうということです。
ゴリ自体はトビリシから比較的近く、移動時間だけを考えると日帰りでも十分行ける距離です。
ただ、長距離バスは車内が狭く、出発までの待ち時間もあります。
さらに、ゴリに到着してから市内バスで移動したり、食事をしたり、観光したりすると、意外と時間がかかります。
大人だけなら問題なくても、小さな子どもと一緒だと、移動だけで疲れてしまうことも。
個人的には、ゴリで1泊して、観光も食事もゆっくり楽しむ方がいいと感じました。
電車で行く方法も検討したい
ゴリへは鉄道を利用する方法もあります。
私たちは今回バスを利用しましたが、車内が狭かったので、もし旅行の日程に合う列車があるなら、鉄道も検討してみたいところです。
ただし、私は実際にゴリ行きの列車に乗ったことがないため、乗り心地や子連れでの快適さについては分かりません。
運行日や時間、本数を確認したうえで比較するのがおすすめです。
ゴリからトビリシへの帰り方
帰りも、基本的には行きに降りたゴリのバスターミナルからトビリシ行きのバスに乗ればOKです。
乗車前に、行き先が「Tbilisi(トビリシ)」になっているか確認しておくと安心です。
ただし、帰りも乗客が集まってから出発するので、時間に余裕を持ってバスターミナルへ向かいましょう。
トビリシ発ゴリ日帰り旅行の費用
今回確認できた交通費と観光費をまとめました。
| 項目 | 大人2人の料金 |
|---|---|
| トビリシ→ゴリのバス往復 | 28ラリ |
| ゴリ市内バス(往復) | 2ラリ |
| スターリン博物館 | 30ラリ |
| レストラン | 38ラリ |
| カフェ | 23ラリ |
| 合計 | 121ラリ |
※上記は2026年10月の実体験に基づく料金です。
まとめ|ゴリは日帰りできるけど、子連れなら1泊がおすすめ!
トビリシから約1時間でアクセスできるゴリは、歴史やローカルグルメを楽しめる街でした。
スターリン博物館や生家、専用列車など、ゴリならではの観光スポットもあり、日帰りでも十分に楽しめます。
ただし、今回小さな子どもと一緒に訪れてみて、移動の負担は思った以上に大きいと感じました。
バスの出発時間が決まっていなかったり、市内交通が分かりにくかったりするため、時間に余裕を持った計画が大切です。
また、子連れの場合はトイレやオムツ交換、ベビーカーの持ち運びなど、事前に考えておきたいこともあります。
一方で、ゴリの薬局でも離乳食を購入できたので、現地で調達できるものがあると分かったのは安心材料でした。
大人だけなら日帰りもおすすめですが、小さな子どもと一緒なら1泊してゆっくり観光する方がいいと思います。
そして、ゴリではバス停やレストランを探すためにも、ネット環境を準備しておくことをおすすめします。
トビリシから少し足を延ばして、ジョージアの歴史や地方都市の雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

