海外旅行は楽しい反面、思いがけないトラブルに遭遇することも少なくありません。
スリや盗難、空港での荷物紛失、食中毒、詐欺被害など、「自分は大丈夫」と思っていても、海外では誰にでも起こり得るのが現実です。
本記事では、私自身が実際に海外旅行中に体験したリアルなトラブル事例を11件、国別に詳しく紹介します。
さらに、それぞれのトラブルについて
- なぜ起きたのか
- どんな点に注意すべきだったのか
- 今後どう対策すればよいのか
といった視点で、具体的な回避策や対処法もあわせて解説しています。
これから海外旅行を予定している方はもちろん、過去にトラブルで嫌な思いをしたことがある方にも役立つ内容です。
「海外旅行 トラブル 体験」を事前に知り、安心して旅を楽しむための参考にしてください。
一般的によくある海外旅行トラブル

海外旅行では、誰もが一度は経験するようなトラブルがいくつか存在します。
特に多いのが、スリや置き引きなどの盗難、空港での荷物紛失、そして現地での体調不良や事故です。
これらのトラブルは、旅行先や時期に関係なく発生する可能性があるため、事前にどんなリスクがあるのかを知っておくことが大切です。
また、トラブルが起きた際の対処法や、未然に防ぐためのポイントも押さえておくと安心です。
以下で、よくあるトラブルの具体例とその特徴を紹介します。
カバンやスマホを盗まれる
海外旅行で最も多いトラブルのひとつが、カバンやスマートフォンなどの貴重品の盗難です。
- 観光地や駅、バスの中でのスリ
- カフェやレストランでの置き引き
- スマホを手に持って歩いているとひったくられる
特に日本人観光客は「警戒心が薄い」と見られやすく、狙われやすい傾向があります。
盗難に遭うと、現金やパスポート、クレジットカードなども一緒に失うことが多く、旅行の継続が困難になるケースも少なくありません。
- 常に荷物から目を離さない
- 体の前で持つ
- 貴重品は分散して持つ

空港でスーツケースの紛失
空港でのスーツケース紛失も、海外旅行でよくあるトラブルのひとつです。
- 乗り継ぎ時のロストバゲージ
- ターンテーブルで荷物が出てこない
- 他人の荷物と間違えられる
特に乗り継ぎが多い場合や混雑した空港では、荷物が別の便に積まれてしまったり誤って他の旅行者に持ち去られてしまうことがあります。
スーツケースが届かないと、着替えや日用品が手元になくなり、現地での生活に大きな支障が出ます。
また、荷物が見つかるまで数日かかることも珍しくありません。
乗り継ぎなどで荷物を紛失する事例は運でもあるので、完全に防ぐことは難しいものの、対策としてできることはしておきましょう。
- 荷物のタグは無くさないよう保管
- スーツケースに目印をつけておく
- 貴重品は分散して持つ
旅行中の事故や病気
慣れない海外の環境では、思わぬ事故や体調不良に見舞われることもあります。
- 交通事故や転倒によるケガ
- 食中毒や水あたり
- 感染症や風邪
また、言葉の壁や保険の未加入で、医療費が高額になるケースも多いです。
旅行前に海外旅行保険に加入したり、クレジットカードの保険を使うなど現地の医療機関や緊急連絡先を調べておくことが大切です。
体調管理や衛生面にも十分注意しましょう。
- 不衛生な飲食店は避ける
- 危険な行為はしない
- 海外旅行保険に加入(クレカもOK)
実際に体験した海外旅行トラブルエピソード11選

ここからは、私自身が海外旅行で体験したリアルなトラブルエピソードを11件ご紹介します。
どれも「まさか自分が…」と思うような出来事ばかりですが、誰にでも起こりうることです。
各エピソードごとに、どんな状況でトラブルが発生したのか、そしてどのように対処したのかを詳しく解説します。
これらの体験談を参考に、同じようなトラブルに遭わないための予防策や、万が一の時の対応方法を学びましょう。
【東南アジア】海外旅行あるある!ストリートフードで食中毒
東南アジアでは、ストリートフードによる食中毒は比較的よくあるトラブルの一つです。
私自身も、タイやベトナムで屋台料理を食べた際に、複数回体調を崩した経験があります。
見た目は美味しそうでつい買ってしまうのですが、衛生面が悪い店に当たると一発アウト。
お腹が弱い人は、屋台の食事は避けた方が安全 だと実感しています。
旅行中に寝込むと、せっかくの滞在時間がほぼ消えてしまいます。
もちろん東南アジア以外の国でも不衛生な場所は多く、私は何度も海外で腹痛を経験しました。
そこで、私が現地で実際に行っている“お腹を壊した時の応急処置”がこちらです。
- 薬局で症状を伝えて薬を購入
- 水分を多めにとる
- 食事はお粥・スープなど軽めに切り替える
【ジョージア】クレジットカードが使えない
海外旅行中のジョージアで、クレジットカード決済が突然使えなくなるトラブルに遭遇しました。
ホテルの支払いでカードを渡したところ、店員さんから一言。
「機械が壊れているので、現金で払ってください」
到着したばかりで両替は少ししかしておらず、ギリギリの現金で何とか支払い完了。
海外ではカードが一般的とはいえ、機械トラブル・通信エラー は普通に起きます。
- 空港を離れる前に現金を確保
- 宿泊費はできる限り事前決済
【アメリカ】パンツが消えたゲストハウストラブル
アメリカのゲストハウスで、洗濯した“友達のパンツだけ”が消えるという謎のトラブルがありました。
女子ドミトリーで寝て起きたら、ハンガーに掛けていたパンツが忽然と消失。
下段ベッドの子のスペースを見たら“似たパンツ”が見えたものの、「パンツ返して!」とは言いづらく、泣く泣く諦めることになりました。
共同部屋では下着だけでなく、充電器・コスメなども盗られる可能性があります。
- 荷物からなるべく離れない
- ロッカーがあれば必ず利用
- 共有スペースに物を出しっぱなしにしない
【カザフ】レストランで料金を割増される
カザフスタンでは、料理代より高い金額を請求されるという“観光客狙い”のトラブルがありました。
美味しい料理と雰囲気に満足して気が緩み、レシートも確認せず支払い完了。
しかし後から「金額が明らかに高い」と気づき、レシートを要求するも店員は無視。
観光客だと分かると、料金を上乗せされるケースもあります。
- メニューと請求書は必ず照合
- 不明な料金はその場で確認(翻訳アプリを活用)
【エチオピア】まさかの空港でドル札が使えない!?
エチオピアの空港で飛行機チケットを買おうとしたところ、“アメリカドルの旧札は使えない”と言われ支払い拒否されました。
古いデザインのドル札は受け取らないことがあるんだと、ここで初めて知りました。
国・場所によっては、紙幣の状態・発行年で拒否されることがあるそうです。
- 出発前に新紙幣を用意
- 現地通貨も最低限確保
【アメリカ】お釣りは価値のないコインだった!
NYの地下鉄券売機でお釣りを受け取ったところ、1ドル硬貨ではなく“見たことのない謎コイン”が…。
後で調べると、価値のないコイン だったことが判明しました。
アメリカ横断中でお金の管理は徹底していたので、この誤算は精神的ダメージが大きかったです。
一応クレームは入れましたが、結果は「対応不可」。
- 自動券売機はなるべく利用しない
- 硬貨はその場でチェック
Lilyアメリカ以外でも同じトラブルを経験しているので、現金払いの方はお釣りの間違いに注意してください。
【南アフリカ】ATM事件
南アフリカ・ケープタウンの街中にあるATMで現金を引き出した直後、現地の男性2人組が近づいてきました。
「カードを忘れているから一緒に確認しに行こう」としつこくATMへ戻るよう促され、強い不安を感じました。
何度断っても離れなかったため、近くのマクドナルドへ逃げ込み、相手が立ち去るのを待ちました。
後日、宿泊先のゲストハウスのオーナーに相談したところ、「ATM利用後の観光客に声をかけるのはよくある手口だ」と説明されました。
また、アフリカ旅行中に知り合った日本人男性も、同じくケープタウンで背後から脅され、現金を奪われた経験があるそうです。
他の国以上に、周囲への警戒が必要だと感じました。
- 1人での行動は避ける
- 渡航前に現地の治安情報を確認する
- 人通りの少ない場所には近づかない
【タイ】ぼったくり写真撮影
年末年始にタイ・プーケットを訪れた際、大通りで派手な衣装を着たパフォーマーと写真を撮りました。
すると撮影後、「3,000バーツを支払え」と強く要求されました。
私は簡単な英語で断りましたが、同行していた友人は強い圧に押され、支払ってしまったそうです。
写真を撮っただけで高額な料金を請求されるとは思っておらず、驚きました。
観光地では「写真を撮ってあげる」と声をかけ、後から料金を請求する手口もあります。
特に人気エリアでは注意が必要です。
- 基本的に路上での写真撮影は頼まない
- 撮影前に料金が発生しないか確認する
【アメリカ】不良品レンタカー
アメリカ横断のため、マイアミでレンタカーを借りました。
しかし走行を始めると、車がまっすぐ進まずハンドル操作が非常に不安定でした。
直線道路でも中央線方向へ寄ってしまい、運転に大きなストレスを感じました。
その後、別の店舗で事情を説明し、車両を交換してもらうことができました。
海外ではレンタカーの初期不良トラブルも珍しくありません。
利用前の確認が重要だと痛感しました。
- レンタカー会社の口コミを事前に確認する
- 可能であれば出発前に試運転を行う
【インド】お腹を下した魔法のドリンク
インドの小さな街にあるミニスーパーで販売されていた手作りジュースを飲んだ約30分後、激しい腹痛に襲われました。
現地の友人に強く勧められて飲みましたが、体調の弱い私には合わなかったようです。
後から見ると、ジュースの容器も清潔感のない印象もあり、軽率だったと反省しました。
発展途上国では、日本の感覚で「手作り=安全」と判断するのは危険です。
- 衛生状態が不明な飲食物は断る
- お腹が弱い人は屋台料理や非加熱飲料を避ける
【ドバイ】悪天候、20時間超え飛行機缶詰状態
日本からドバイへ向かう途中、現地では珍しい激しい豪雨に見舞われました。
その影響で飛行機はドバイ空港に着陸できず、アブダビ空港へ着陸先が変更。
着陸後も道路が冠水しており、乗客は機内から出ることができない状態が続きました。
結果として、搭乗から約20時間を飛行機内で過ごすことになりました。
長時間座り続けたことで、足が大きくむくみ、体への負担も大きかったです。
天候によるトラブルは予測が難しいため、事前の情報収集が重要だと感じました。
- 渡航前に天気予報を確認する
- 機内では簡単なストレッチを行う
海外旅行でのトラブル回避策
海外旅行でトラブルを未然に防ぐためには、事前の準備と情報収集が欠かせません。
現地の治安や最新のニュース、持ち物の選定、最低限の語学力など、さまざまな観点から対策を講じることが大切です。
ここでは、具体的なトラブル回避策を紹介します。
現地の治安情報をしっかり調べる
渡航先の治安情報は、外務省の海外安全ホームページや現地大使館のサイトで最新情報を確認しましょう。
危険エリアや犯罪が多発している地域には近づかないことが重要です。
また、現地の人の口コミやSNSも参考になります。
- 外務省の安全情報をチェック
- 危険エリアには近づかない
- 現地の口コミやSNSも活用
ニュース等で最新情報をチェック
現地の情勢は日々変化します。
出発前や滞在中は、現地のニュースやSNS、旅行会社からの情報をこまめにチェックしましょう。
デモや自然災害、感染症の流行など、急なトラブルにも迅速に対応できるよう備えておくことが大切です。
- 現地ニュースを毎日確認
- 旅行会社の連絡先を控える
- 緊急時の避難場所を調べる
持ち物・所持品等持っていくものを厳選する
持ち物は必要最低限にし、貴重品は分散して管理しましょう。
パスポートや現金、クレジットカードは複数の場所に分けて保管するのが基本です。
また、盗難防止グッズやセキュリティポーチの活用もおすすめです。
- 貴重品は分散して持つ
- 盗難防止グッズを活用
- 必要最低限の荷物にする
最低限の英語力は必要
英語が話せると、トラブル時の対応が格段にスムーズになります。
最低限のフレーズや単語を覚えておくと安心です。
英語が全く話せず不安な方は、翻訳アプリや指差し会話帳も活用しましょう。
- 簡単な英語フレーズを覚える
- 翻訳アプリをダウンロード
- 指差し会話帳を持参
トラブルに遭遇した時の対処法
万が一、海外でトラブルに遭遇してしまった場合は、冷静に状況を把握し、適切な対応を取ることが重要です。
パニックにならず、まずは自分の安全を確保しましょう。
その上で、現地の警察や大使館、家族や旅行会社、クレジットカード会社など、必要な連絡先に速やかに連絡を取ることが大切です。
トラブルの内容によっては、証拠となる写真や書類を残しておくと後の手続きがスムーズになります。
以下で、具体的な対処法を紹介します。
警察・大使館・領事館に連絡
盗難や犯罪、パスポートの紛失など重大なトラブルに遭遇した場合は、まず現地の警察に被害届を提出しましょう。
その後、日本大使館や領事館に連絡し、必要な手続きを案内してもらいます。
大使館ではパスポートの再発行や緊急時のサポートも受けられるので、連絡先を事前に控えておくと安心です。
家族や旅行会社に連絡する
トラブルに遭った際は、家族や旅行会社にも速やかに連絡しましょう。
家族には自分の状況を伝え、必要に応じてサポートを依頼します。
旅行会社を通じて現地でのサポートや、ホテル・航空券の手配変更なども相談できます。
連絡手段を複数用意しておくと、いざという時に安心です。
クレジットカード会社に連絡する
クレジットカードの盗難や不正利用が発覚した場合は、すぐにカード会社に連絡して利用停止手続きを行いましょう
また、カード会社によっては海外での緊急再発行やキャッシュサービスも利用できます。
カード裏面の緊急連絡先を控えておくと、迅速な対応が可能です。
トラブル発生!緊急連絡にはeSIMが便利


海外でトラブルに遭遇した際、すぐに連絡を取れる通信手段があると安心です。
- ネットで最寄りの警察署を調べられる
- 緊急連絡先の電話番号・メールアドレスを検索できる
- 家族・旅行会社に即連絡可能
最近では、現地のSIMカードを購入する手間が不要なeSIMが注目されています。
eSIMなら、スマートフォンに直接データプランをダウンロードでき、到着後すぐにインターネットや通話が利用可能です。
緊急時の連絡や情報収集にも役立つため、海外旅行の新定番としておすすめです。
現地でネットがあって助かったこと
海外旅行中、「eSIMがあって本当に助かった」と感じた場面は何度もあります。
以前はeSIMがなかったため、現地SIMを購入していましたが、それでも「海外で常にネットが使えること」はトラブル対応の面で非常に重要だと実感してきました。
ここでは、実際にネット環境があったからこそ、その場で対処できた事例を紹介します。
- アメリカ旅行中、身に覚えのないクレジットカード利用が発覚
→ ネットでカード会社の連絡先を調べ、その場ですぐに電話して利用停止 - 英語が通じにくい地域で体調を崩した
→ Googleマップで最寄りの薬局を検索し、迷わず到着 - 英語圏ではない国での買い物
→ 翻訳アプリを使い、スムーズにコミュニケーション - 現地の交通インフラが十分でない地域
→ タクシー配車アプリを使って安全に移動
このように、現地でネットが使えることで、トラブル発生時にも冷静に対応でき、結果的に旅全体のストレスを大きく減らすことができました。
海外旅行では、「ネット環境があるかどうか」で安心感が大きく変わります。



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まとめ
海外旅行では、思いがけないトラブルが起こることも少なくありません。
海外旅行のトラブル体験談を事前に知っておくことで、「自分には関係ない」と思いがちなリスクにも備えることができます。
しかし、事前の準備や情報収集、そして万が一の時の冷静な対応があれば、多くのトラブルは乗り越えられます。
この記事で紹介した体験談や対策方法を参考に、安全で楽しい海外旅行をお楽しみください。
備えあれば憂いなし、安心して旅を満喫しましょう!

