みなさん、こんにちわ旅好きLilyです。
今回、中央アジアに位置しているアジアのパタゴニアと言われているキルギスタンへ行ってきました!
今までに20カ国以上の国を旅行してきた私ですが、旅慣れていても行ったことのない国というのは未知の世界!
旅行スタイルは十人十色ではありますが、今回私自身が実際にビシュケク旅行で思ったこと
- これだけはやっててよかった
- あれをしておけばよかった
ってことを、この記事で紹介したいと思います。
基本『なんとかなるでしょう〜』精神を持って旅行にいくのですが、現地の滞在時間を充実させるためにはやはり事前準備が必要です。
みなさんもキルギスに行く前にこの記事を読んだら事前準備に取り組みましょう!
キルギス旅行で事前準備するべきこと
キルギス旅行へ行く前に準備することは3つ。
全く難しいことではありませんので安心してください。
- 現地アプリをダウンロード
- 現地で利用できるeSIM準備
- 失敗!事前に登録してたらよかったタクシーアプリ
① 現地地図アプリをダウンロード
キルギスへ行くのであれば事前に2GISという現地で使える地図アプリをダウンロードすることをおすすめします。
いつも使っているGoogleマップではダメなの?
とキルギスに行く前は思っていましたが、2GISマップは現地で必須アイテムになるのでダウンロードをした方がいいです。
なぜこのアプリが必要なのかというと、
- バスの移動ルートを検索できる
- Googleマップはバスのルートは表示されない
- 店情報がGoogleマップよりも正確に登録されている
- 現地の人にも行きたい場所を伝えやすい
- 現地の人が使い慣れているアプリの方が場所をわかってもらえる
という3点です。
旅行計画を立てる上で公共交通機関を使うのであれば、2GISアプリは必須となります。
ただここで注意が必要なのは、もちろん日本語での場所検索はできません。
現地の言葉がわかるわけでもないので私がしていた方法は、
- Googleマップで行きたい店or近くの目印になる店名をコピー
- 2GISアプリで目的地にそのままペースト
- 最後に現在位置から検索
というような使い方をしていました。
行く場所の店名に英語表記があれば英語でも出てきますが、英語の名前でない場合もあります。
使う際に多少面倒臭さはありますが、これで現地での移動はできるようになるのでぜひ参考にしてみてください。
② 現地で利用できるeSIM準備
キルギスへ旅行へいくなら現地で利用できるネットを確保することです。
なぜ現地で使えるネットが必要なのかというと、
- 2GISアプリを利用するため
- レストランやスーパーで翻訳アプリを使うため
- 移動はタクシーで行いたい場合
必要な理由はたった2つですが、スムーズにキルギス旅行をするなら必須です。
2GISについては、先ほど紹介した通りであり街中での移動や場所を調べるのに必要となるアプリです。
じゃあレストランやスーパーで翻訳アプリを使うためってどういうこと?
レストランやスーパーの場合
英語を話さない国であり、英語表記のメニューや商品がないのでロシア語やキルギス語を知らない外国人からしたら全てちんぷんかんぷん。
翻訳アプリを使った場面
- レストラン…メニュー表は翻訳カメラを使ってキルギス語から日本語に翻訳して注文する
- 現地の人と会話…英語を話さない人と翻訳で話して会話(欲しい商品を詳しく知りたいとき)
- スーパー…見た目だけでは理解できない食べ物が多いので商品名を翻訳カメラを使って買い物する
※私が使った翻訳アプリはグーグル翻訳アプリです。
もちろん、100%正確に翻訳されるかと言えばそうではありません。
たまに笑ってしまうほどおかしい言葉に翻訳されたりしますが、大体想像がつくので全くわからないよりかは大いに助かりました。笑
レストランの店員さんも英語を話さないし、ちょっとした英単語も通じてない気配だったので翻訳アプリがあればスムーズに旅行ができるかとおもいます。
タクシーアプリを使う場合
ビシュケク市内の移動は主にバスとタクシーです。
バスの移動でもOKなのですが、移動時間を短縮したい人やバスの路線がない場所へ行きたい人などにはタクシーを利用することが多くなるとおもいます。
次に詳しく説明しますが、ビシュケク市内の移動をより快適にしたいならタクシーが断然おすすめ。
そして、タクシーアプリを利用するならネットが必要ということです。
私が実際に利用したeSIMはHolafly
私がキルギスで利用したeSIMはHolaflyさんのものです。
HolaflyのeSIMは、170以上の地域と国で使えるようになっているので、ほとんどの国で利用することができます。
基本的にデータ無制限のeSIMを用意しているのですが、キルギスのeSIMプランは7日間で3GBのプランで2,400円があったのでそれを利用しました。
使ってみた感想
ビシュケクのホテルに到着後、ホテルのWi-Fiに繋げてHolaflyのeSIMのデータローミングをONにするだけで簡単にネットに繋ぐことができました。
街中どこにいてもネットは使えましたし、ネットの速度も全く問題ありませんでした。
Holaflyについての詳しい説明は別記事で紹介しているので、気になる方は下の記事から入ってください♪
③ 失敗!事前に登録してたらよかったタクシーアプリ
これからビシュケクへ行く人は、Yandexという便利なタクシーアプリの利用をおすすめします。
なぜ、このタクシーアプリが便利かというと
- お金をぼられる心配がない
- タクシー代が激安
- 安心して目的地に辿り着ける
- 不便な場所でも移動しやすい
これは私の失敗談なのですが、ちらっとネットで見かけた情報で【Yandexのタクシーアプリ】が便利というのをみてとりあえずダウンロードだけしました。
現地で使おうと開いてもいなかったのですが、実は使うためには最初の登録が必要だったんです!
簡単に言えば、名前や電話番号などの情報を入力 → 『自分のスマホに承認コード的なのが送られる』の、←この赤の部分ができなくて登録できなかったんです。
私はドバイに住んでいるのですが、登録しようとした時点でキルギスの隣国であるカザフスタンにいたので登録ができませんでした。
このYandexアプリが使えたら、ビシュケク市内を自由に移動できたことはいうまでもありません。
もしこのアプリを使うのであれば、事前登録をしてみた方がいいかもしれません。私は事前登録をしてなかったので結局使えませんでした。泣
キルギス旅行前に事前に知っておきたいこと
行ったことのない国へ行く時って、いろんな情報がある場合や情報量が少ない場合もあります。
知りたい情報がなかったり小さなことも気になったりしますよね。
なので、私のこの情報が役に立つかわかりませんが1つぐらい参考になったらと思っています♪
- 両替所は街中にある
- キルギス人は優しい
- ラマダン時期は注意
① 両替所は街中にある
ビシュケク市内にはいくつもの外貨両替所がありました。
ただし、日本円を両替できるところはないのでキルギスへ行くなら日本でドルに両替した方がいいです。
ドルがあれば街中やショッピングモールなど至るところにあるので、両替にはそんなに困らないという印象。
私の場合ドバイの通貨を持っていたためディルハムの通貨であれば基本どこでも両替できた感じです。
基本的に、ドル・ユーロ・ルーブル(ロシア)・カザフ通貨・ドバイ通貨はどこでも両替できる印象でした。
ビシュケク市内ではクレジットカード払いもOKなところが多かったので現金がなくて困るのはバスやタクシーくらいでした。
② キルギス人は優しい
キルギスに3日間滞在しただけなのですが、キルギスの人は基本的に優しいひとばかりでした。
周りの人に助けてもらえることが多く、『日本ではここまでしてくれなさそう。。。』なんて思ったのも事実。
ビシュケクのバス停で困っていたら…
私たちは陸路でカザフスタンからキルギスに入国しました。
なので、まだeSIMに繋がっていない状態でバス停から宿泊先に移動するため事前に移動ルートを検索していました。
が、待てど待てどバスは来ず…。
なので、近くにいた女の子に助けを求めたのですが英語が通じずなかなか理解してもらえませんでした。
すると、野次馬のように私たちの周り人が集まり始めて、近くで寝ていたタクシーの運転手さんもやってきました。
しばらく時間は経ち、1本のバスがやってきてタクシーの運転手さんが『このバスに乗ったらホテルまで行く!』と教えてくれました。
しかもその時に、バスの運転手さんにも行き先を伝えてくれていました。
そして、ホテル前まできたのでバス停を降りようとしたらバスの運転手さんが『ここじゃない!次のバス停だよ!』ジェスチャーで教えくれました。
ここで感じたのは、連携プレーで他人に優しくしてくれる文化って素敵ですよね♪
しかし、実は私たちが降りようとしたバス停の方がホテルの目の前だったことは言うまでもない。笑
混雑で座れない人気レストラン
地元の人に人気があるレストランFaizaにてのお話。
お店が人気すぎてテーブルが空いておらず、一度お店の人に断られたのですが一応何も言わずに店内で待っていました。
30分ぐらい待ったような気がしたのですが、人の出入りが激しく名前を書いて待つとかそんなものなかったので呼ばれるかどうか不安になっていました。
そしたら、私たちの後ろで待っていた人たちとお店の人の計らいで相席での食事をさせてくれることになりました。
相席といっても、老夫婦2人のキルギス人は食事が終わっていたため私たちが食べる頃には帰っていきました。
レストランでのシステムなどぜんぜんわかっていない私たちだし、順番を飛ばされてもおかしくないだろうと。
多分何人かには飛ばされたかもしれませんが、お客さんからもここに座りな!って言ってくれたのは嬉しかったです。
というか本当に助かりました。笑
③ ラマダン時期は注意
私たちがキルギスに旅行へ行った時期はちょうどラマダンの期間でした。
キルギスはイスラム教徒なのですが、そこまで戒律が厳しいというのも感じることは正直ありませんでした。
がキルギス最終日、空港へ行く前にレストランで食事をしようと思い街中にあるレストランに入りました。
そうすると、『注文はできるが料理を運ぶのは約1時間後』と店員さんに言われました。
『なんで?』と聞くと、『イフタールだから』との回答でした。
なので、内心『えーーー!ここでやっとイスラム感じたー!』となりました。笑
なので、ラマダン期間中に旅行するときはレストランでの食事時間は理解しておいた方がいいということです!
ビシュケク滞在は短い3日間ではありましたが、濃厚な時間だったと思います。みなさんのキルギス旅行も素敵な時間になることを願っています♪