海外居住者にとって絶対に利用したい免税制度！
せっかくの日本一時帰国では、大量にまとめ買いする人や日本でしか買えないものなどたくさんありますよね。
『なんか面倒くさいしいいや〜』
なんて思ったりするかもしれませんが、消費税が免税されるほどお得なことはありません！
この記事では、
- 免税を受けられる条件や必要な書類
- 免税を受けるための注意点
- 空港での申告方法
- 実際に免税ができたお店
についてまとめています。
これから一時帰国する方は、ぜひこの記事を読んで消費税免税を受けてお得にお買い物しましょう！
日本で免税を受けられる条件と必要なもの
日本人が一時帰国の際に日本で免税を受けられる条件は以下になります。
- 外国に2年以上住んでいる人
- 一時国の滞在期間が6ヶ月未満の人
以上の条件を満たしている人であれば、日本で免税を受けることができます。
今後2年以上住む予定の方であっても、免税を受ける時点で2年経っていない方は対象外になります。
一時帰国中に一度住所を日本に戻してしまった方も非対象になるので気をつけてください。
免税を受けるために必要にな書類
日本で免税を受けるためには、
- 免税用の在留証明 ※次で説明します
- パスポート
- 入国スタンプ
が必要になってきます。
入国スタンプは日本に入国する時に貰う必要がありますが、ついつい自動ゲートを通ってしまいがちなので忘れないように気をつけてくださいね。
免税用在留証明の取得方法
免税を受けるためには、お住まいの国の領事館や大使館で免税用の在留証明を発行して貰う必要があります。
免税を受けるための在留証明を貰うために用意した書類は以下のものでした。
- パスポート原本
- 住所の疎明書類※現在から遡って最低2年分
- 戸籍謄本（発行日不問・コピー可）※在留証明願には戸籍謄本の住所を記載の通りにご記入
- 在留証明願※領事館・大使館に聞くと形式を送付してくれます
- 手数料
※在ドバイ日本領事館で提出した書類になります。
住んでいる国によっては手数料や必要書類が変わってくると思います。
私は在ドバイ日本領事館で免税手続きを行ったのでその際に必要になったものを紹介しました。
Lilyドバイでの発行書類の手数料は日本円で1200円くらいしましたよ。
お店で免税を受ける方法
免税を行っているお店で、お会計時に『免税手続きをお願いします』と伝えてください。
そしてパスポートと免税用の在留証明を渡せば、免税を引いた金額で商品を購入することができます。
お店によっては免税対応をしていないので、購入前は一度お店に聞いてみてください。
日本で免税を受けるための注意点
日本で免税を受けるための注意点は以下の通りです。
- パスポートへの日本入国スタンプ
- 2年以上海外に住んでいる人
- 免税用の在留証明の有効期限は6ヶ月まで
- 購入商品は開封しない
- 同一店舗で1日5,000円以上の購入
お店でお買い物をする際に、免税を希望の有無をお伝えください。
その際にパスポートと免税用の在留証明を提出すると税抜価格でのお会計になります。
商品の開封は一般物品のみ
免税品には、一般物品と消耗品があります。
一般物品とは、カバンや洋服・パソコンなど。
消耗品は、塩や醤油などの調味料・化粧品などにあたります。
日本で購入した商品は、開封可と開封不可ものものがあるので気をつけてください。
- 一般物品→開封可
- 消耗品→開封不可
消耗品に関しては開封不可となっているので、日本から出国するまでは間違っても梱包を開けないよう注意してくださいね。
私は、一般物品にあたるパソコンとカバンを購入して日本国内で開封しました。
特に何か聞かれるわけでもなく、なんの問題もありませんでしたよ＾＾
1日5,000円以上の購入が必要
一般物品については、１人の非居住者に対して同じ店舗における１日の販売合計額が5,000円以上になります。
消耗品は、１人の非居住者に対して同じ店舗における１日の販売合計額が５千円以上、50万円以下の範囲内であること。
そして日本国内で消費されないように指定された方法による包装がされていることが必要です。
レシートは必要？
私が空港で申告した時は、レシートの提示は一切聞かれませんでした。
国交省の免税制度についてのサイトにも、レシートの提示に関しての記載もありませんでした。
私は心配性なので一応レシートを取っておいたのですが、必要ありませんでしたね。
ネット情報によると、デジタル上で管理されているとのことなので必要ないのかもしれません。
空港で免税品を申告する方法
店頭で消費税が引かれた金額でお支払いしていますが、お住まいの国に帰る前に日本の空港で申告する必要があります。
今回は羽田からドバイに帰ったので、羽田ターミナル3での申告方法を紹介します。
羽田ターミナル3の場合
- Eゾーンの奥にある情報ひろばに行く
- 情報ひろばの壁に電話で職員に電話→免税申告を伝える
- 免税の職員にパスポートと在留証明を見せる
国交省のサイトには、『買ったものは免税申告時に物品を見せる必要がある』と記載しています。
が、実際に行ってみたら商品を見せる必要はありませんでした。(2025年6月現在)
聞かれたことは、『100万以上の買い物してないですよね？』と聞かれ『してないです』と言うとパスポートだけ見せて終わりました。
たまたまだったのかわかりませんが、購入した商品をスーツケースに入れて預けてしまっていたのでよかったです。
ただ後からちらっとみたら商品を見せている人もいたので、もしかしたらランダムでチェックしているのかもしれません。
Lily夜21時くらいに空港へ行きましたが列を作っているわけでもないので、免税申告のチェックもすぐに終わりました。
実際に免税を受けられたお店
私が一時帰国中に実際に受けた免税のお店を紹介しますね。
- ヨドバシカメラ
- Diana (ソラマチ)
- ORBITA (帝国ホテル)
- 赤ちゃんホンポ
- ユニクロ
金額が足りなかったので免税制度を利用していませんが、イトーヨーカドーやドラッグストアでも免税ができるようになっていました。
私は今回アップルのMacBookを購入する予定だったので、アップルストアに行ったのですがアップルストア自体は免税をしていませんでした。
なので、ヨドバシカメラに行き電気屋で免税された価格で購入することができたのでかなり安くパソコンも購入することができました！
ヨドバシカメラでは、MacBook Air 164,800円→149,819円と約15,000円も安くなりましたよ。
Lily滞在先の近くで免税を行っているか知りたい方は、免税店ショップのサイトで簡単に検索できます。
まとめ
日本一時帰国で免税制度を利用する条件や方法を紹介してきました。
日本で免税を受けるには、
- 海外居住が2年以上の人
- 一時帰国滞在期間が6ヶ月未満の人
- パスポートにスタンプを貰うこと
- 免税用の在留証明の発行
- 同一店舗で5,000円以上のお買い物
が必要になってきます。
免税用の在留証明を発行する手続きが少し面倒に感じますが、10％OFFでお買い物できるのはかなりお得です。
一時帰国では、日本で買いたいものがたくさんあると思うので是非免税制度を利用してお得にお買い物しましょう！