利尻島は、北海道の最北端に位置する自然が豊かで美味しい海産物が魅力的な観光スポット。
『離島といえば沖縄!』と思いがちですが、実は北海道の離島である利尻島は魅力たっぷりの観光地です。
今回は実際に利尻島に2021年に約3ヶ月住んだことのある私自身の体験をもとに『利尻島の魅力』をお伝えしていきます。
この記事では、
- 利尻島はこんなところ
- 利尻島への行き方
- おすすめ観光スポットやレストラン
- 利尻島観光のおすすめ時期は?
の上記についてお話ししていきます。
いつもと違う場所に旅行を考えている方や、利尻島旅行を計画している方はぜひ参考にしてみてください♪
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利尻島はこんなところ
利尻島は北海道の北に位置する美しい島であり、稚内から約53キロ離れたところにあります。
車で1周すると約1時間〜1時間半で周れるほどの大きさ。
現在の利尻島の人口は合計で2,204人と年々少なくなってきている傾向にあります。(2023年 現在)
日本百名山・利尻山をはじめとする自然の景観が素晴らしく、海の透明感も想像以上に美しいところです。
島内には自然を生かした観光スポットや、ウニや利尻昆布など美味しい海の幸が食べられたり、多くの観光客に人気があるエリア。
利尻山(別名:利尻富士)
日本百名山・利尻山は標高1,721mで、北の秀峰として1番目と数えられています。
利尻山は、たくさんの登山者を魅了する日本の代表的な登山スポットの1つであり、毎年多くの登山者が訪れるほど。
山頂からは周辺の景色や海が一望でき、絶景スポットとしても知られています。
登山シーズンには多くの登山客が訪れ、季節によっては雄大な自然や美しい夜景が楽しめたりしますよ♪
毎年利尻山に登りにくるリピーターや、シーズン中に数回登られる方もいましたよ。
登山者を魅了するほどの景色は1度見てみたいですね。
エゾバフンウニ
利尻島で有名なものといえばウニであり、観光客が利尻島に訪れる理由の1つでもあります。
利尻昆布を餌として食べている利尻のウニは、濃厚で甘味が強くプリプリとしていています。
初めて食べた時は、これ以上に美味しいウニなんてないのではないかと思いました。
6月中旬からエゾバフンウニの漁が解禁されたり、沓形エリアでは貴重なウニ取り体験が出来ます。
あと、利尻島の海はとても綺麗なので海を覗くと上からウニが見えたりしますよ♪
私は、今までウニを美味しいと思ったことがありません。しかし利尻のウニは別格でした!
その後も、違うところでウニを食べましたがやはり利尻が1番なのではないかと思いましたねぇ♪
利尻昆布
和食料理には欠かせない利尻昆布は、濃厚でクセがなく上品な味であり品質の高さが優れています。
自然の海の中で、寒流と暖流が流れ込む環境で育った利尻昆布はミネラル豊富で栄養がたくさん入っています。
利尻昆布には等級があり、天然の1等級レベルの高級品は京都の料亭に流れてしまうのでなかなか手に入りにくいと言われているほど。
島内でも利尻昆布を売っているところはたくさん見かけますが、高いものだと1万を超えたりします。
シーズン中に島内に行くと昆布干しをしているので、その光景を観れるのも利尻島ならではの観光ですよ。
シーズンになると、昆布干しのアルバイトを雇っていたりするので利尻島に行ってみたい方はアルバイトをしながら利尻島を楽しむのもいいかも♪
利尻島へのアクセス方法
利尻島へ行くには飛行機とフェリーの2つの方法があります。
飛行機での行き方
- 【JAL】丘珠(おかだま)空港ー利尻空港
- 運行便は往復で1日1便、週末は2便運行しています。
- 【ANA】新千歳空港ー利尻空港
- 運行便は往復で1日2便、運行しています。
どちらの空港も札幌発になっていて、飛行機の所要時間は約50分となっています。
フェリーでの行き方
北海道の本土最北端にある稚内のフェリーターミナルから利尻島に行くことが出来ます。
- ハートランドフェリー稚内ターミナル ー 利尻島・鴛泊(おしどまり)港行き
- 時期によって本数は変わりますが、シーズン中は1日3便出ています。
フェリーの所要時間は約1時間40分くらいとなっています。
私は、車を乗せて利尻島まで向かいました。
フェリーの中は清潔感があり、ゆったりと過ごすことが出来ましたよ。
利尻島おすすめ観光スポット
私が実際に行った、利尻島のおすすめ観光スポット以下の5つを紹介します。
- 【鴛泊エリア】甘露泉水
- 【鬼脇エリア】白い恋人の丘
- 【鴛泊エリア】姫沼
- 【鬼脇エリア】謎のモアイ像
- 【島内1周】サイクリングロード
【鴛泊エリア】甘露泉水
利尻島内には、いくつかの湧水スポットがありそのうちの1つが日本名水百選である甘露泉水です。
利尻山の鴛泊登山ルート3合目付近にあり、遊歩道沿いの標識を見ながら登山ルートを歩いていきます。
最初は道が舗装されていますが、途中から未舗装となり山歩きのような道となっているので靴で行くことをおすすめします。
歩き続けると、甘露泉水がみえてくるのでぜひ飲んでみてください。
利尻山から流れてくる水は、冷たくてまろやかで美味しかったですよ♪
近くに屋根付きベンチの休憩所があったので、持参したおにぎりと甘露泉水でランチを楽しむことができました。(ゴミは必ず持って帰りましょう!)
【鬼脇エリア】白い恋人の丘
北海道のお土産で有名な白い恋人のパッケージの山は、なんと利尻山だってことをご存知でしょうか?
その白い恋人のパッケージ通りに見られる場所が、沼浦展望台にある『白い恋人の丘』。
広い駐車場が用意されているので、車でも来れることができます。
ここから日本海を眺めることができますし、お天気が良い時は北海道本土が見えることもあり、四国からきた私としてはなんとも不思議な気分になっていました。笑
下に降りると、オタトマリ沼や沼浦湿原があるので合わせて観光することをおすすめします。
白い恋人の丘でプロポーズをすると『プロポーズ証明書』がゲット出来ちゃいます!もし、プロポーズ証明書が欲しい方がいましたらここで写真を撮って利尻富士町観光協会に行って証明書をもらいにいきましょう♪
【鴛泊エリア】姫沼
逆さ富士の写真が撮れるスポットであり、この姫沼の大きさは周囲約800m・深さ約2mの湖となっています。
姫沼の周りはぐるっと1周歩けるようになっていて、歩いているとたまに見かけるお花や珍しい鳥などがいてすごく癒されます。
静かなエリアでもあるので、日常を忘れられるおすすめスポット。
姫沼の前に売店が1つだけあり、そこには1年を通した利尻山の写真や花・動物などのがたくさんあって楽しめるのでぜひお気に入りの1枚を見つけてみてください♪
私もいくつか購入させていただきました。
ちなみに、逆さ富士を撮るために数回チャレンジしましたがおすすめは朝方が綺麗に撮れます。(地元の人のアドバイス)
私は朝5時〜5時半ごろに姫沼に行って写真を撮りましたが、1番綺麗に撮れたのが朝の時間帯でした!
【鬼脇エリア】謎のモアイ像
鴛泊から鬼脇エリアに向かう途中にある謎のモアイ像。
目立つようにあるわけではなく、こっそりとモアイ像が置かれています。笑
誰が作ったのかは謎だそうです。笑
わからずに通りすぎてしまうような感じなので、これを見つけられたらすごいかも!
【島内1周】サイクリングロード
利尻島のサイクリングロードは綺麗に整備されていて、距離は約60kmあり自転車で1周出来るようになっています。
自転車で利尻島を周りながら、カフェや観光スポットに行ってみたり海をみながら休憩したりして利尻から見える絶景を堪能してみてください。
山側の道を走っていると、鳥の声が聞こえてきたり可愛いお花があったりと北海道の大自然を味わえます♪
利尻島おすすめレストラン
利尻島は海に囲まれているため、魚介が美味しく食べられたり新鮮な魚介が食べられます♪
私が実際に行ってみたおすすめレストラン5つ紹介しますね。
- 【鴛泊エリア】グランスポット
- 【沓形エリア】居酒屋・カモメ
- 【鴛泊エリア】佐藤食堂
- 【沓形エリア】島の駅・りしりに恋し店
- 【沓形エリア】北利ん道・利尻昆布アイス
【鴛泊エリア】グランスポット
カレー好きにはたまらない、魚介カレー!
エビフライ2本と大きい帆立が入ったカレーは最高でした。
他にも美味しそうな魚介カレーがあったので、ランチはガッツリ食べたいと思えばぜひグランスポットへ。
【沓形エリア】居酒屋・カモメ
地元民が集まる居酒屋・かもめでは美味しい新鮮な魚介を食べられます。
オーナーも気さくで、店1番の美味しいものをたくさんおすすめしてくれました。
地元の人たちとも、1時間ちょっとで周りの人と仲良くなってしまうほど気さくな人たちばかり。
利尻の夜を楽しむのであれば、沓形がおすすめです♪
【鴛泊エリア】佐藤食堂
フェリーターミナルを降りるといくつかお店があるのですが、その中の1つである佐藤食堂。
元気なおばちゃんたちが働いていて、定食の数もたくさんあります。
ちなみに写真はホッケ定食でボリュームがありお値段も高くないのでおすすめです♪
住んでいたときは、たまにここを利用していました。
【沓形エリア】島の駅・りしりに恋し店
利尻の中では最も古い建物として現在もカフェとして使われていて、店内はレトロで暖かい雰囲気のあるお店です。
利尻海藻押葉などいろんなものを展示していたり、お土産・また島の情報発信や地域イベントなどをおこなうコミュニティスペースとしても利用されています。
カフェだけでも十分ですが、おしゃれなランチメニューも用意されているので興味がある方はぜひ行ってみてください。
建物の奥には、石蔵ギャラリーもあるのでぜひ立ち寄った際に見学してみてください♪
【沓形エリア】北利ん道・利尻昆布アイス
利尻昆布だしのアイスが食べられる人気スポット。
なんと、利尻昆布だけでなくウニものっている豪華アイス。
左の『愛する利尻山』というアイスはお店の人気No.1であり、スプーンも利尻昆布で作られていましたよ♪
アイス以外にも昆布出汁タコカレーやオリジナルのお土産なども売っています。
おすすめの時期
利尻観光でおすすめする時期は、6月〜8月の間が最も過ごしやすいのでおすすめです。
- エゾカンゾウなど花々が咲き始め、利尻島が色鮮やかになる
- 利尻山の登山コースがオープン
- ウニ漁の解禁
- SUPやウニ採り体験などマリンアクティビティができる
気温が暖かくなったとしても、利尻島は日本の端っこにあるので曇りの日などは少し肌寒く感じる時がありました。
そんな日は、長袖のパーカーを着たりして過ごしていたので寒がりの方であれば薄手のパーカーなど1枚あればいいでしょう。
ただ、暑い日ももちろんあるので天気予報で気温の確認はしてください。
ちなみに8月に1度だけ大雨になった日がありました。その日は気温が16度ぐらいになり、石油ストーブをつけたことがありました。天気予報を必ずみて寒さ対策をとると良いですよ♪
まとめ
この記事では、利尻島観光のおすすめスポットやレストランなどをご紹介してきました。
- 利尻島は、利尻山・ウニ・利尻昆布などが有名
- 利尻島に行くには札幌から飛行機・稚内からフェリーの2つの方法がある
- おすすめ観光スポット
- 甘露泉水・白い恋人の丘・姫沼・謎のモアイ像・サイクリングロード
- おすすめレストラン
- グランスポット・居酒屋カモメ・佐藤食堂・島の駅・北利ん道
- 利尻観光の最もおすすめ時期は6月〜8月
- 夏シーズンでも天気予報を確認して寒さ対策をとる
日本の最北にある利尻島への旅行を満喫するなら過ごしやすい6〜8月がおすすめです。
ウニ漁の時期でもあるので、利尻島で美味しいものを食べて利尻の自然を感じてみてください♪
レンタルバイクで利尻島を周れるコースもあるので興味がある方はこちらの記事もぜひ読んでみてね。