私は今現在、配偶者VISAを取得してドバイに滞在しています。
その際、配偶者VISAを取得するために必要になった婚姻証明書の取得方法についてこの記事にまとめています。
以下が当時の私の状況なので、もしこれに当てはまったり似ている状況であれば参考にしてみてください
- VISA申請のための婚姻証明書が必要
- 日本で婚姻証明書を取得する
- 夫婦ともに日本人
- VISAはドバイで申請する
私の場合は、夫が先にドバイにいたので自分が日本にいる間に婚姻証明書だけを取得しました。
- 公証役場
- 外務省
- UAE大使館
この3ヶ所に何回も電話をかけて、婚姻証明書を取得したので失敗せずにUAE大使館の認証までスムーズに取得できました。
便利なワンストップサービスも利用しているのでぜひ参考にしてみてください♪
日本国内で婚姻証明書を取得する方法
ドバイで配偶者VISAを取得する場合、婚姻証明書が必要になってきます。
日本であれば戸籍謄本が婚姻証明書になりますが、日本の戸籍謄本だけでは通用しません。
以下が必要になるもの。
- 日本語の戸籍謄本(結婚したことがわかること)
- 戸籍謄本の英語の翻訳
- 英語での宣言書(戸籍謄本が日本語から英語に翻訳されたものが正真正銘のものであること)
- 公証人の印鑑
- 法務局長の印鑑
- 外務省の印鑑
- UAE大使館の印鑑
これらのものが必ず必要になってきます。
見るだけで嫌になってきますよね。笑
申請代行業者に依頼すれば全てやってくれますが、自分ですれば費用がかなり抑えられます。
ややこしそうな申請ですがやってみると意外と簡単。
6万円も払う必要ないので、どのようにしたのかをひとつずつ説明して行きますね。
少しでも節約したい方や自分で申請したい方は参考にしてみてください♪
① 日本語の戸籍謄本
これはお住まいの地域の役所で簡単に取得することができます。
が、本籍のあるところで取得することになるので本籍のある市町村区で取得しなければなりません。
私の場合は地方住みで本籍が東京になったのでちょっと面倒でした。
その場合、以下の方法があります。
- マイナンバーカードでコンビニでの取得
- 本籍がある区役所にて電話で発行
私はマイナカードを持っていたのでコンビニで取得することができました。
ただ、コンビニで取得する際にもすぐには取得できませんでした。
コンビニの機械で自分の情報を入力した後数日待つ必要があります。
本人かどうか確認するため。
区役所での処理が終われば、コンビニでの取得が可能になります。
② 戸籍謄本の英語の翻訳
日本語で取得した戸籍謄本を英語に翻訳する必要があります。
『英語に翻訳なんて無理だよ。。。』なんて思わないでください。
英語の戸籍謄本を作成するのは以下の方法があります。
- 翻訳代行に頼んで作ってもう
- 自分で翻訳
お金を出せば簡単にできますが、私は自分で翻訳しました。
その理由はたったひとつ。
ネットで、戸籍謄本を翻訳する例というのはたくさんあるので例さえあれば自分の情報に変えていくだけ。
私はアポスティーユ代行申請センターのHPから戸籍謄本の翻訳サンプルを見つけたのでそこから自分で作成しました。
ここのアポスティーユ代行申請センターは、UAE大使館指定代行業者の認定も受けているので時間のない方はここの代行センターに丸投げでもいいでしょう。
めんどくさい作業かもしれませんが、作っていると結構楽しいので英語になれるためにもいい勉強になりますよ。
③ 英語での宣言書を用意する
なんのための宣言書!?
と、なりますが以下の理由のため用意する必要があります。
- 自分で作成した翻訳戸籍謄本は私文書にあたるため
- 私文書上のサインが自分本人であることと証明するため
自治体で発行した戸籍謄本=公文書
英文にした戸籍謄本=私文書
翻訳した私文書を公的に使えるようにするために印鑑をもらう必要があるんですね。
宣言書も英語にする必要がありますが私は公証役場の人にサンプルをメールで送ってもらいました。
そのほうが確実だし、ネットだと何が正しいのかわからないためです。
公証役場は自分が住むエリアにあるので、1度そこに問い合わせてみましょう。
④ ⑤ ⑥ 公証人・法務局長・外務省の印鑑
難しそうに聞こえますが結構簡単です。
以下がふたつの方法。
- 公証役場・法務局・外務省それぞれの場所で印鑑をもらう
- ワンストップサービスができる公証役場に行き、公証人・法務局長・外務省の印鑑を同時にもらう。
別々に印鑑をもらうか、まとめてもらうかのどちらかです。
私は仕事もしていたし、早く欲しかったのでワンストップサービスを利用しました。
ただ、ワンストップサービスが出来る公証役場は決まっています。
北海道(札幌管轄内)、宮城県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、大阪府、福岡県の公証役場
上記の都道府県であれば一気に取得することができる公証役場があるので手続きが簡単になります。
公証役場に持っていったのものはこの5つ。
- 運転免許証
- 戸籍謄本 原本
- 戸籍謄本の英文翻訳
- 自作の宣言書(日付・サインは書かないまま)
- 認証費用11,500円
公証役場の人から持ってくるものを教えてもらったので確実です。
ちなみに私は三重県に住んでいたので名古屋の葵町公証役場を利用してワンストップサービスを利用しました。
⑦ UAE大使館で印鑑をもらう
UAE大使館の印鑑を貰えば終了なのであともう一息です。
UAE大使館に直接行って申請される方は、少なくとも2回行く必要があります。
- 申請しに行く日
- 書類を取りに行く日
※直接行かれる方は一度電話で問い合わせたほうがいいです。
東京に住んでいれば直接いけますが、地方住みだと何回も東京に行く時間なんてないですよね。
なので私は、申請代行サービスにお願いをして大使館申請だけはお願いしました。
私がお願いした代行サービスは『バーモストレーディング』という会社です。
迅速な対応で、英語に翻訳した戸籍謄本も無料でチェックしてくれたのでとても好印象でした。
また何か申請などあればお願いしたい会社です。
戸籍謄本取得〜UAE大使館認証をもらうまでの流れ
わかりにくいと思うので実際に私が行った流れを残しておきます。
本籍地がある役場にて取得。(引っ越し歴がある方は本籍と現住所が違う場合があります)
マイナカードがあればどこでも取得可能。
持っていなければ電話での取得もOK。
アポスティーユ代行申請センターのHPに載っているサンプルを見ながら自分で作成。
この時に自分で翻訳した英語の戸籍謄本をチェックしてもらった。
OKが出たら次に進む。
この時に申請に必要な宣言書のサンプルをメールで送ってもらう。
- 運転免許証
- 戸籍謄本 原本
- 戸籍謄本の英文翻訳
- 自作の宣言書(日付・サインは書かないまま)
- 認証費用11,500円
ここで公証人・法務局長・外務省の印鑑を同時にもらう。
公証役場で申請した書類はホッチキスにて止められているので絶対に外さないこと。
書類を送付する際、原本とコピー1部を送らなければならなかったのでホッチキスは外さず折り目をつける形でコピーを取りました。
認証料が確定したら金額を教えてくれるので振り込む。
振り込み後、書類を送付してくれます。
当時かかった費用 17,518円
これでおしまい!
行政系の手続きってめんどくさいしややこしい感じはありますが、やることを整理して理解すれば結構簡単にできましたよ。
ちなみに大使館や公証役場、外務省の証明班に10回以上電話しましたが電話対応の印象がとてもよかったです。
特に外務省の証明班の対応はさすが!!と思わせるほど、素早く丁寧でした。
なので、わからないことはなんでも電話して聞きましょう!
おわりに
もしこれから配偶者ビザの申請で婚姻証明書が必要なときはぜひこの流れを参考にしてみてください。
行く国によっては、必要なものが変わってきたりしますがドバイはこれでOKでした。
ワンストップサービスを利用される方であれば参考になる内容です。
ただ、行政機関に行かれるか方は事前予約が必要になる場合があるので必ず電話してください。
皆さんの申請がうまく行くことを願ってます♪